Google Veo (グーグルヴェオ)
GoogleのVeoは、テキストの指示から最大4K解像度の高品質な動画を生成できる最新のAIモデルです。
料金:月額2,900円のGoogle AI Proプランなら、動画制作ツールのGoogle Flowの中で使うことが可能です(2026年11月5日…
この★は、筆者ヒルトルの個人的な評価です。 ★の付け方をくわしく
私は学生の頃に、大学の映画サークルのお手伝いをしたことがあったのですが、当時はDVテープで撮影を行うのが主流で、撮影した素材をMacに取り込むだけでも長い時間がかかり、「映像制作って大変なんだな~」と感じた記憶があります。
その後、スマートフォンの登場やパソコンの性能が飛躍的に向上したことで誰もが動画を気軽に作れる時代が来たわけですが、その次のステップとして、「文章での指示や静止画の素材があれば、カメラがなくてもAIを使って映画のような高画質な動画素材を瞬時に生成できる」というとてつもない技術が現実になってしまいました。
ただ個人的な意見としては、「じゃあ映像は全てAI生成のものを使ったほうがいいよ!」とは思いませんし、まだまだリアルな人間が出演している映像や動画を見たいと私は感じます。(その考えもいずれは古臭いものになるのかもしれませんが…)
そこで私が考える便利な動画生成AIの使い方としては、「実写のストック素材を動画生成AIに置き換える」という使い方です。私もYouTube動画や広告動画などを作る際に自分の顔だけをずっと写すのではなく、「話している内容に関係がある素材を挿入する」というテクニックを多用しています。(「インサート映像」とか「Bロール」という呼び方もあります。)
例えば、「こんなことでお悩みではありませんか?」というセリフに合わせて、「悩んでいる女性の動画素材」を画面に表示したいと思ったら、ストック素材サイトでイメージに合う素材を購入する必要があり、それなりのコストがかかりました。しかし、動画生成AIを使えば、静止画の画像生成AIよりはコストはかかりますが、月額数千円程度のコストでも一定数のAI動画を生成できます。ぜひ今回ご紹介する動画生成AIツールを使ってみて、少ないコストであなたの動画のクオリティを高めることで、よりよい成果を出せるようにしていきましょう!
本の「動画生成AIツールの個人的ランキングベスト3」から、本と同じ順に載せています。
選んだ理由は、このページの下の「動画生成AIツールの個人的ランキングベスト3」に書いています。
同じ★の中は、本の順に並べています。
GoogleのVeoは、テキストの指示から最大4K解像度の高品質な動画を生成できる最新のAIモデルです。
料金:月額2,900円のGoogle AI Proプランなら、動画制作ツールのGoogle Flowの中で使うことが可能です(2026年11月5日…
あわせて紹介:Dreamina
Seedance(シーダンス)は、TikTokを運営するByteDance(バイトダンス)社が開発した動画生成AIモデルです。
料金:Dreaminaは無料でも一定数の生成が可能で、有料プランは月額19ドル~です。
Midjourneyは、あなたが文章で説明するだけで画像を自動生成してくれるAIサービスです。
料金:(2026年11月5日時点で、無料プランはありません)
Kling.aiは、AIを活用してテキストや静止画から動画を生成する中国製のAIツールです。
料金:無料プランでも動画と静止画を生成可能ですが、生成の優先順位は下がるので数時間待たされるケースも多いです。
同じ★の中は、本の順に並べています。
GoogleのFlowは、2025年5月に発表されたAI動画制作ツールです。
料金:クレジット制になっており、無料でも1日50クレジット分の生成ができます。
Google Vidsは、Googleが提供しているAI動画作成・編集ツールです。
料金:個人のGoogleアカウントがあれば誰でも無料で利用可能。AIでの動画生成は、個人のGoogleアカウント(無料)では月60秒分まで、有料の…
あわせて紹介:MiniMax H3
Hailuoは中国のMiniMax社が開発したAIサービスで、動画生成の性能が非常に高いことが話題になりました。
料金:無料プランでもログインボーナスが付与されて一定数の動画生成は可能。月額9.99ドル~の有料プランに課金することでウォーターマークを外すことが…
※オープンウェイト版
MiniMax H3は、中国のMiniMax社が2026年7月31日に公開した動画生成モデルですが、2026年8月3日に、その中身(重み)が無償公開されました。
料金:モデル本体:無料。Hugging Face(AIモデルを共有するサイト)からダウンロードできます。
Higgsfieldは、一枚の画像から映画のような高品質な動画を簡単に作り出せるAIツールです。
料金:有料プランはStarter(月額19ドル)、Plus(月額59ドル、年払いなら月あたり47ドル)、Ultra(月額129ドル、年払いなら月あ…
Freepikは2025年2月21日より、Google Veo 2を統合し、4K品質の動画をテキストプロンプトから生成できる機能を提供開始しました。
料金:日本向けの公式の料金ページ(2026年10月30日時点、年払い・税別)では、Premiumが月あたり1,950円(年間24万クレジット)、P…
Krea.aiは、世の中に公開されている様々なAIモデルを選択して動画や画像を生成できる統合型のAIプラットフォームです。
料金:無料プランは1日100ユニットで、動画はLTX-2という一部のモデルに限って1日2本ほど作れます。
Poe(ポー)では様々なAIモデルを使うことができますが、AI動画生成モデルでは、Runway、Veo、Luma、Hailuo(MiniMax)、Wan、Kling、Seedanceなど、このチャプターで紹介している多様なモデルを使って動画生成をすることが可能です。
料金:Poeでは様々な動画生成AIモデルを使用した動画生成は可能ですが、動画生成は大量のクレジットを消費するので実質は月額20ドル(1ヶ月で100…
PixVerse(ピックスヴァース)は、シンガポールのMOTIVAI PRIVATE LIMITEDが運営する動画生成AIサービスで、テキストや画像から数分でプロ級の動画を作成できます。
料金:無料アカウントでは1日2本程度の動画を作成可能。有料プランは月額10ドル~。
Skyreels.aiは、中国の北京に拠点を置くオンラインゲームパブリッシャーであるKunlun Techが開発したAIプラットフォームです。
料金:無料で付与されるクレジットでも一定数は動画生成が可能ですが本格的に使うには月額9.99ドルの有料プランへの課金が必要です。
Wan AIの動画生成モデル「Wan」は、中国のAlibaba社が開発した動画生成AIです。
料金:旧世代(Wan 2.2まで)のモデルはオープンソースとして無料で公開されています。
2025年12月にRunway Gen-4.5が公開され、Artificial Analysis の動画生成ベンチマークでも1位を獲得するなど、最高水準のText-to-Video性能を持っています。
料金:無料プラン: 基本機能を無料で利用可能(一回限りの125クレジット)。
※旧Dream Machine
Luma AIは、AIを活用して高品質な動画を生成するツールです。
料金:無料でお試し用のクレジットがもらえます。有料プランはPlusプラン(月額30ドル、年払いなら25ドル)、Proプラン(月額90ドル)、Ult…
Hunyuan Videoは、Tencent社が提供するAI動画生成モデルで、テキストから映画品質の動画を迅速に生成します。
料金:Tencent公式のモデル本体はオープンソースとして無料で公開されています(自分のパソコンなどで動かす場合)。
AnimeGenは、東京のAIベンチャーであるAIdeaLab(アイデアラボ)が開発した、アニメに特化した動画生成AIです。
料金:完全無料です。Apache-2.0というライセンスで公開されており、商用利用も可能です。
同じ★の中は、本の順に並べています。
Pikaはテキストでの指示で動画を生成したり、静止画をアップロードして画像を動かすことができる動画生成AIツールです。
料金:無料プランは毎月のクレジットが0で、動画を作るにはクレジットを買い足す必要があります。
Viduは、中国の生数科技(Shengshu Technology)社と北京の清華大学が共同開発したAI動画生成プラットフォームです。
料金:無料アカウントでも1ヶ月に80クレジットが自動付与されます。動画1本を生成するのに必要なクレジットは最低12クレジットです。
LTX Studioは、Lightricks社から2026年7月に独立した「LTX」社が開発しているAI駆動の映像制作プラットフォームです。
料金:無料でも一回限りの800クレジットがもらえ、2回ほど動画を生成可能でした。
DomoAIは、プログラミング知識不要で簡単に利用できるAI動画・画像生成プラットフォームです。
料金:無料お試しあり。有料プランはBasic(年払いなら月あたり9ドル、月払いだと13ドル)、Standard(月あたり29ドル/42ドル)、Pr…
同じ★の中は、本の順に並べています。
Genmo社はアメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を構える、最先端のビデオ生成モデルを開発するAI研究所です。
料金:無料プランでは(支払い方法を登録すると)一生分として250クレジットがもらえ、透かし付きで動画を生成できます。
Viggle AIはカナダのトロントに本社を置く生成AI企業であり、AIを活用して人物の動きを動画にするツールを開発しています。
料金:無料プランでも1日5回の動画生成が可能です。有料プランはProプラン(月額9.99ドル、80クレジット)、Liveプラン(月額19.99ドル…
Morphicが提供する「Morphic Studio」は、AIを活用した高度な動画制作プラットフォームです。
料金:無料プラン(最大20クレジット、商用利用は不可)あり。有料プランはBasic(月額19ドル)、Standard(年払いなら月あたり24ドル…
2025年3月12日、カナダのスタートアップMoonvalleyが映画制作や広告業界向けAI動画生成モデル「Marey(マレー)」を発表しました。
料金:月額14.99ドル、34.99ドル、149.99ドル~
今は使えないものです。どうなったかを残すために載せています。
※公開終了
OpenAIのSoraは、テキストから高品質な動画を生成するAIモデルです。
料金:新規の申し込みはできません。Web版・アプリ版は2026年4月26日に停止し、最後に残っていたAPIも2026年9月24日に提供を終了しまし…
→ Muse Video
Meta Movie Genは、Meta社が開発した動画生成AIツールで、テキストや画像からリアルな動画を簡単に作成できます。
料金:一般公開はされていないため不明です。
ここまでたくさんの動画生成AIツールをご紹介してきましたが、「で、どれがお勧めなのか教えてほしい」という声が聞こえてきそうですので、こちらでお伝えします。
まず大事なことは、「あなたはどのような目的で動画生成AIを活用したいのか?」です。例えば私であれば、自分のWEB動画コンテンツや動画広告のためのBロール(インサート)素材用に、コスト削減のために実写のストック動画サイトを解約してAI動画生成ツールに置き換えたい、という目的で動画生成AIを使い始めました。
そして、動画生成AIの中にも「Text to Video(文章でプロンプトを入力して動画を生成)」のクオリティが優れているモデルや、「Image to Video(静止画を動画化する)」のほうが優れているモデルなど、それぞれ特徴があります。
私の場合は、例えば広告動画を作る際に「Web集客で悩んでいませんか?」というフレーズに合うような「パソコンの前で悩んでいる男性(女性)」の写実的な動画をAIに作ってもらうケースが多いです。SNSでバズるような芸術作品的なAI動画は求めていないので、「自分が文章で入力したプロンプトをいかに正確に再現できるか?」を重要視しています。
その観点で見ると、今はGoogleの動画生成AIモデルのVeoもGoogle Flowなどで手軽に使えるようになり、その性能も非常に高いのでVeoをメインで使っていこうと考えています。Veo以外では中国製のKlingAIも非常に性能が高いので気に入っていますし、Seedanceも話題になっています。
そして2026年8月は、中国勢の新モデルが一気に出てきた月でした。ByteDanceのSeedance 2.5、MiniMaxのH3(Hailuo 3.0)、AlibabaのWan 3.0が、Higgsfield、Runway、Krea、Magnific、PixVerseといった海外の主要なツールに次々と搭載され、「30秒の動画を音声つきで1本で作る」ということが当たり前になりつつあります。あなたがすでに何かの動画生成ツールに課金しているなら、まずはその中で新しいモデルを選べるようになっていないか確認してみてください。
OpenAIのSoraが公開終了となってしまったため、動画生成を試したければ、まずはGoogleのGeminiの中で動画生成を行ってみることを推奨いたします(2026年11月5日時点では、Geminiアプリの動画生成はVeoに代わってGemini Omniが担当しており、Veoそのものを使いたい場合はGoogle Flowで使えます)。
動画生成AIはコストが高いのですが、誰でも気軽に使えて一番お勧めしやすいのはGoogle製の動画生成AIモデルであるVeoでしょう。まだ日本語の音声の生成がおかしくなることも多いですが、非常にリアリティのある動画を生成することが可能です。Google Flowなら無料枠(1日50クレジット)でも試せますので、まずはそこから使ってみるといいでしょう(2026年11月5日時点では、Geminiアプリの中で作る動画はVeoではなくGemini Omniが担当しています)。ただし、使用制限が厳しいので使える回数は限られています。
Seedanceは中国製の動画生成AIモデルです。2026年に入ってから、中国の動画生成AIは大きく進化しています。Seedance 2.5という最新モデルでは、音声つきの30秒動画を1本で作れるなど性能が大きくレベルアップしており、8月からはHiggsfieldやRunway、Krea、Magnific、PixVerseなど、複数の動画生成AIモデルに対応しているツールの中で日本からも使えるようになりました。ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
Kling AIは中国製の動画生成AIですが、非常にハイクオリティな動画を作ることができます。Google Veo以外の動画生成AIモデルを試してみたい方はKlingを試してみると良いでしょう。直接契約したくない方は、GensparkなどのAIツール内でAPI経由でKlingの動画モデルを使って動画生成が可能ですので試してみるとよいでしょう。
アプリに組み込んだり、自分で作ったりしたい方は、開発者向けの本の章もどうぞ。
『最新AIツール大全』2026年11月5日版の Chapter 9 と同じ内容です。