Higgsfield.ai(ヒッグスフィールド)
評価のまとめ
| 本 | カテゴリ・項目 | ★ |
|---|---|---|
| 本編 最新AIツール大全 | 動画生成AI |
★は、筆者ヒルトルの個人的なオススメ度です。 ★の付け方
本編 最新AIツール大全/動画生成AI(Chapter 9)
Higgsfield.ai (動画生成AI)
料金
有料プランはStarter(月額19ドル)、Plus(月額59ドル、年払いなら月あたり47ドル)、Ultra(月額129ドル、年払いなら月あたり99ドル)と、チーム向けのプラン(1人あたり月額65ドル~)があります(2026年10月10日時点の公式の料金ページ)。有料プランを契約すると商用利用が可能となります。Seedance 2.5などの最新モデルはPlus以上のプランで使えます。
2026年11月5日版の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。
特徴
Higgsfieldは、一枚の画像から映画のような高品質な動画を簡単に作り出せるAIツールです。このツールの最大の特徴は、56種類以上のプロフェッショナルなカメラワーク(ドリーイン/アウト、クレーンショット、手持ちカメラ風など)がプリセットされており、専門知識がなくても選ぶだけで映画的な表現が可能なことです。さらに、「Higgsfield Mix」機能では2つの異なるモーションを組み合わせることも可能です。モバイルからも利用できるため、手軽にハリウッド映画のような映像制作を楽しめます。2026年7月には、Adobe Photoshop用のプラグインもリリースされました。①絵を描きながらリアルタイムでラフスケッチを完成画像に変える「Real Time」、②任意の画像を編集可能なレイヤー(層)に分解する機能(重なって隠れている部分のピクセルも再構成してくれます)、③プリセットやプロンプトで写真の雰囲気を作り変える「リスタイル」という3つの機能が、Photoshopの中から直接使えます。
動画編集ソフトのDaVinci Resolve用のプラグインも提供されており、タイムライン上でのフッテージ(素材映像)生成、AI生成のLUT(色味の設定ファイル)、背景除去、リフレーム、4Kアップスケールなどが利用できます。8月も更新が止まらず、Seedance 2.5の搭載(8月6日)、最長30秒の生成と最大50点の参照素材に対応した「Cinema Studio 4.0」(8月12日)、FLUX 3 VideoとMiniMax H3の搭載(8月16日)、広告向けの「Marketing Studio」(8月18日)、Blender用のプラグイン(8月20日)、顔出しなしの動画を作る「Faceless Studio」(8月21日)などが立て続けに追加されました。8月10日には賞金総額100万ドルのAI映画祭の開催も発表しています。
2026年9月22日には、Seedance 2.5で低い画質(480p)の下書きを先に作って確認できる「下書きモード」と、画像生成モデルのGPT Image 2.5が加わり、23日には画像生成モデル「Seedream 5.0 Flash」も追加されました。2026年10月には、広告づくりの機能が一気に増えました。サイトのURLやブランドの情報から、静止画の広告を1回で最大20案作る「Ads Studio」(10月1日、1枚あたり約0.2ドル分のクレジット)と、1本の動画広告をもとに、人物や商品、冒頭のつかみ、最後の呼びかけを差し替えた別バージョンをまとめて作る「Ad Multiplier」(10月6日)が加わり、自分の顔写真をもとにAIのインフルエンサー(キャラクター)を作る「AI Influencer」も作り直されています(10月3日)。
10月12日には、Claudeの中から使える動画の作り直し機能「Katana(カタナ)」も紹介されました。お手本の動画(自分の動画か、用意されたひな形)と、人物・商品・服の写真を最大5枚渡すと、それらに差し替えた動画を作ってくれます(Higgsfieldの有料プランが必要で、費用はプランのクレジットから引かれます)。
ヒルトルのレビュー
2026年に入り、Higgsfieldは独自AI画像生成モデル『Soul 2.0』(2026年2月公開)や、シネマレンズの物理シミュレーションができる『Cinema Studio』、写真からキャラクターの一貫性を学習させる『Soul ID』など、独自機能の開発に力を入れています。さらに、Veo 3.1、Kling 3.0、Seedance 2.5、FLUX 3、MiniMax H3、Nano Banana Proなど15以上の他社モデルを一つの契約で横断的に使えるため、複数のAIツールに個別契約する必要がなく、コスパは抜群です。Snap社の元生成AI責任者であるAlex Mashrabov氏が創業した会社で、2026年8月には評価額54億ドル(約8,000億円)で4億ドルを調達し、9月29日には、年間に換算した売上が10億ドルを超え、利用者が3,200万人を超えたと公表しています。
ClaudeとのMCP連携機能も提供されているので、Claude内から画像や動画を生成することもできるのが強みです。個人的に2026年7月で一番おもしろいと感じたのは、Photoshop用プラグインが出たことです。私のようにブラウザとPhotoshopを行ったり来たりしていた人間にとっては、Photoshopの中で画像をレイヤーに分解したり、雰囲気を作り変えたりできるのは地味に効きます。DaVinci Resolve用のプラグインと合わせて、「AIツール単体」から「あなたが普段使っている制作ソフトの中に入り込むAI」へと軸足を移しているのが、この会社らしいところだと感じます。8月は話題のSeedance 2.5をいち早く搭載したことで、「最新モデルを1つの契約で試すならHiggsfield」という立ち位置がさらにはっきりしました。ただし、Seedance 2.5などの最新モデルを使えるのは月額59ドルのPlus以上(一番安いStarterでは、1つ前のSeedance 2.0の速いモデルまで)なので、料金体系は契約前によく確認してください。
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