Codex(コーデックス)

  • 提供:OpenAI

評価のまとめ

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本編 最新AIツール大全 AIコーディング ヒルトルのオススメ度 ★5(5段階)
開発編 アプリ開発者向けAIツール大全 AIコーディングツール 世間の評判 ★5(5段階)

本編の★は筆者の個人的なオススメ度、開発編の★は世間の評判をもとにした評価です。2つを平均した点数は作っていません。 ★の付け方

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本編 最新AIツール大全/AIコーディング(Chapter 7)

Codex (AIコーディング)

ヒルトルのオススメ度 ★5(5段階) 11月5日版で更新

提供:OpenAI

料金

無料プランやGoプランでも制限付きで試せるようになりましたが、本格的に使うならChatGPTのPlusプラン(月額20ドル)以上がお勧めです。より多く使いたい場合は、Proプラン(月額100ドル・200ドル・500ドル)も用意されています。2026年10月29日からは、月額100ドルと500ドルのProプランでは、Codexで使える量が2倍になり、月額200ドルのプランで予定されていた使用量の削減も取りやめになりました(くわしくは第2章のChatGPTの項目をご覧ください)。また2026年10月28日からは、Proプランの方は、毎月、月額料金と同じ額までの開発者向けの「APIクレジット」も受け取れます(自分で作るアプリに使うためのもので、Codexで使える量が増えるわけではありません)。2026年11月5日時点の公式ヘルプによると、12月からは、Plus・Pro・Businessプランの使える量が、ChatGPTとCodexで共有になります(すぐに答える「Instant」のチャットは、この量を使いません)。

2026年11月5日版の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。

特徴

OpenAIのCodexは、あなたの代わりにプログラム開発を進めてくれるAI開発エージェントです。普通の日本語で「こんなアプリを作りたい」「このエラーを直して」と指示するだけで、AIがコードを書くだけではなく、ファイルの修正、テスト実行、バグ修正、Pull Request(プルリクエスト=コードの変更をチームに提案する仕組み)の作成まで自動で行ってくれます。単なるコード補完ツールではなく、実際に作業を完了まで進めてくれるのが大きな特徴です。Web版、デスクトップアプリなどにも対応しており、Windows・Macに加えて、8月11日からはChatGPT(Codex)アプリのLinux版もプレビュー版として提供されています。また、Codexは複数のAIエージェントを同時に動かすことができるため、「バグ修正をしながら別の機能追加も進める」といった人間の開発チームのような使い方もできます。

2026年7月9日には、CodexがChatGPTのデスクトップアプリ(Mac版・Windows版)に統合されました。これに伴って、これまでのCodexアプリがそのまま「ChatGPT本体」のアプリへと昇格し、従来のChatGPTアプリは「ChatGPT Classic」という名前に変わっています。つまり、ChatGPTのアプリを開けば、そのままCodexでの開発も始められるようになったということです。同じ更新で、文章やコードをその場で書き換えられるインライン編集や、GitHubのPull Requestをレビューするための「PR Chat」も加わりました。8月11日には、Claude CodeやCursorで使っていた設定をCodexに取り込んで自動で同期する機能も追加され、他のツールからの乗り換えがしやすくなっています。

なお、Codexの中で使えるGPT-5.4系のモデルは8月31日で終了し、GPT-5.6のTerra / Lunaに切り替わりました。そして2026年9月3日には、新世代の最上位モデル「GPT-6 Astra」がCodexでも使えるようになりました。Astraでは、長い会話が続いても過去の作業内容を「メモ」として保持できるようになり、以前のように話が長くなると前半の内容を忘れてしまう、という問題が起きにくくなっています。以前は会話が長くなるたびに中身を圧縮して要約し直していたため、細かい約束事が抜け落ちることがありましたが、Astraではその圧縮を繰り返さずに積み上げた情報を保てる作りに変わりました。その後も更新は続いており、2026年9月10日には、同じプロジェクトの中で複数の作業を並行して進められる仕組み(試験機能)や、作業の途中でCodexに質問して答えてもらえる機能、Windowsでの動作改善などが加わっています。

9月11日にはデスクトップアプリも更新され、Windowsでも軽いチャットをすぐ開けるようになったほか、いま開いているアプリの画面をそのままCodexに渡して話の材料にできる「Appshots(アップショット)」、文章を差し込む「Codex Micro」、音声入力の対応言語の改善などが加わりました。2026年9月22日には、Codexで使えるモデルに「GPT-6 Sol」と「GPT-6 Luna」が加わりました。Solは難しい開発向け、Lunaは速さと安さを重視した定型作業向けで、Plusプランでも選べます。Plusプランの方は、最上位のGPT-6 AstraもこのCodexとChatGPT Workの中で使えます。2026年9月29日には、改良版の「GPT-6.1 Sol」もCodexで使えるようになりました(Plus・Pro・Businessなどの有料プランが対象で、無料プランとGoプランは対象外です)。

同じ日に始まった「Codex Cloud(コーデックス・クラウド)」を使うと、Plusプラン以上なら、Codexの作業をクラウドの上で進めさせることができ、パソコンをスリープにしている間も作業が止まりません。途中の作業は、パソコン・ウェブ・スマホのどこからでも確認して続けられます。また、無料プランを含む全プランで、GitHubのPull Requestの中身を要約して変更点を確認してくれる「Code Review(コードレビュー)」も、デスクトップアプリで使えるようになっています。2026年10月26日には、速さと効率を重視した「GPT-6.1 Terra(テラ)」も、Plusプラン以上のCodexとChatGPT Workで使えるようになりました(普通のチャットでは選べません)。Plusプランなら、5時間あたりに送れる回数の目安がGPT-6.1 Solのおよそ2倍と多めです。

ヒルトルのレビュー

私もChatGPTを契約しており、Claude Codeと併用してCodexでのアプリ開発にも挑戦してみましたが、非常に使いやすいですし、Claude Codeと比べても遜色のない性能を持っていると感じました。AIコーディングといえば、Claude Codeが一番有名でしたがOpenAI社も仕事で使えるAIの開発に注力をしており、開発者の間でもCodexの評価は高く、Claude CodeからCodexに乗り換えている開発者も多いと聞きます。しかも2026年7月からは、Codexが「ChatGPTのデスクトップアプリそのもの」に統合されましたので、別々のアプリを行ったり来たりする必要がなくなりました。ChatGPTを契約されている方でアプリも開発してみたい場合は、Claudeを契約しなくとも、ChatGPTのアプリをダウンロードして、「こんなアプリを作って!」と依頼してみると良いでしょう。

ChatGPTのスマホアプリからもCodexに指示をできる機能があるのも大きな魅力です。個人的には、7月末に加わった「複数のリポジトリをまたいでコードレビューをしてくれる機能」がありがたく、複数のプロジェクトを並行して抱えている方ほど恩恵が大きいという印象です。8月に「Claude CodeやCursorの設定を取り込める」ようになったのも、私のように複数のツールを行き来している人間にとっては地味に助かる変化でした。無料プランでも制限付きで試せるようになりましたので、「AIでの開発ってどんな感じなの?」と気になっている方は、まず無料で触ってみてはいかがでしょう。なお、2026年9月にGPT-6 Astraが出たタイミングで、私はChatGPTをPlusプランからProプラン(月額100ドル)にアップグレードしました。これからCodexを本格的に使って、新しいアプリの開発と、いま開発中のアプリの続きを進めていく予定です。進み具合や、実際にどれくらい楽になったのかは、また次の版でお伝えしますね。

開発編 アプリ開発者向けAIツール大全/AIコーディングツール(Chapter 2)

Codex (AIコーディングツール)

世間の評判 ★5(5段階) 11月5日版で更新

提供:OpenAI

料金

ChatGPTの各プランに含まれる形で利用できます。無料プランでも簡単な作業になら使えます。月額20ドルのPlusプラン、月額100ドルからのProプラン(100ドル・200ドル・500ドルの3段階)と進むほど、使える量が増えます。 2026年9月29日に、最上位の「Pro 500」(月500ドル。発表のときは、Plusの25倍使える量でした)が新設され、一時停止していた月200ドルのProの申し込みも再開しました。月200ドルのProは、CodexとChatGPT Workで使える量をPlusの20倍から10倍に半減すると発表されていましたが、利用者の反発を受けて、2026年10月29日に取りやめになりました。同じ29日からは、月100ドルと月500ドルのProで、CodexとChatGPT Workで使える量がそれまでの2倍になっています。

月200ドルのProは、半分にされる前の量にそろいました(どちらもOpenAIの公式ヘルプによります。Plusは変わりません)。Codexの責任者は、Businessの上位の席(Premium)も2倍にすると発表しています。2026年11月5日時点の公式ヘルプによると、12月からは、Plus・Pro・Businessプランの使える量が、ChatGPTとCodexで共有になります(すぐに答える「Instant」のチャットは、この量を使いません)。OpenAIは「多くの人は、今より待つ回数が増えることはない見込み」と説明しています。

2026年11月5日版の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。

特徴

Codexは、OpenAI社が提供するAI開発エージェントです。

日本語で「こんなアプリを作りたい」「このエラーを直して」と指示するだけで、コードの執筆からファイルの修正、テストの実行、公開の準備までを自動で進めてくれます。

最大の特徴は入口の多さで、ターミナル、Web、デスクトップアプリ、さらにはChatGPTのスマホアプリからも指示を出せます。

外出先でスマホから「あのバグを直しておいて」と頼み、帰宅したら修正が終わっている、という使い方ができるわけです。

複数のAIエージェントを同時に動かせるため、「バグを直しながら別の機能も作る」という人間の開発チームのような働かせ方ができる点も話題になりました。

2026年2月にはGPT-5.3-Codexが公開され、ターミナル作業の正確さを測るベンチマークで高い成績を出しました。

CodexのCLI版はオープンソースとして公開されており、ChatGPTのプランを使わずAPIキーだけで動かすこともできます。

2026年5月時点で週間400万人規模の開発者が利用していると発表されており、Claude Codeと世界を二分する存在です。

そして2026年9月3日には、OpenAIの新しい最上位モデル「GPT-6 Astra」が公開され、その日のうちにCodexからも使えるようになりました。長い作業の途中で要点をメモしながら進める機能が加わり、大きな開発を任せたときの取りこぼしが減ったと案内されています。なお、それまで主力だったGPT-5.3-Codexは、ChatGPTのアカウントでログインして使う場合は非推奨(新しいモデルへの乗り換えが推奨される状態)になりました。APIでも、2027年4月1日で提供が終わると10月1日に発表されています(乗り換え先はGPT-6 Sol)。

さらに2026年9月22日には、1段下の「GPT-6 Sol」と、軽量の「GPT-6 Luna」もCodexに加わりました。SolのAPI料金はAstraの5分の1で、5時間あたりに送れる回数の目安も、Plusで15〜150と、Astraのおよそ3倍です。普段の開発はSol、難しい設計だけAstra、という使い分けができるようになりました。この2つは当初、ChatGPTの普通のチャット画面では使えませんでしたが、10月7日からは普通のチャットもGPT-6世代になりました。有料プランはGPT-6 Sol、無料プランとGoプランはGPT-6 Luna(翌8日から)で動いています。

そして9月29日には、その改良版の「GPT-6.1 Sol」が加わりました。OpenAIは「Astraに近い性能」と説明し、繰り返しの多い、長時間の作業に向くモデルと案内しています。5時間あたりの回数の目安はPlusで15〜160と、GPT-6 Solとほぼ同じです。なお、GPT-6.1 Solを使えるのは、今もCodexとChatGPT Workの中だけです(普通のチャットでは選べません)。あわせて、GPT-6 Astraを最大8倍の速さで動かす「Ultrafast」も始まりました(月500ドルのPro 500と、対象のEnterprise・Eduのみ)。10月8日からは、GPT-6.1 SolでもUltrafastが使えます。ただしUltrafastで動かすと、プランの使用枠が通常の8倍の速さで減りますので、急ぎの作業だけに絞ってください。10月26日には、速さと効率を重視した「GPT-6.1 Terra(テラ)」も加わりました(Plus・Pro・Businessなどの有料プランが対象で、無料プランとGoプランは対象外です。普通のチャットでは選べません)。5時間あたりの回数の目安はPlusで35〜285と、GPT-6.1 Solの約2倍です。

世間の評判

開発者コミュニティでの評価の中心は「自律性の高さ」です。

「作業を任せて放置しても、最後までやり切ってくれる」「複数の作業を同時に走らせられるので待ち時間が減る」という声が定番で、特に定型的な修正をまとめて片づける用途で人気があります。

海外のレビューサイトG2では4.8点と非常に高いものの、レビュー件数はまだ少なく、評価が固まりきっていない点は差し引いて見る必要があります。

Claude Codeとの比較記事は日本のZennやQiitaでも定番のテーマになっており、「性能はほぼ互角。すでに契約しているAIのプランで選べばいい」という結論が主流です。

使い勝手の面で、はっきり評価されている点が1つあります。PlusとProのプランなら、週の上限に達してもその場でリセットを購入して続けられるのです(金額は購入画面で表示されます)。しかもOpenAIは、需要が集中した時期などに全ユーザーへ無料のリセットを配ることがあります。実際、2026年9月だけでも3日・7日・22日と配られました(22日の分は、好きなときに使える形でPlus・Pro・Businessの全アカウントに配布)。10月2日(日本時間では3日未明)にも、GPT-6.1 Solの公開直後に動作が遅くなったお詫びとして配られています。さらに10月4日には、Codexの責任者が「これから28日間、毎日、利用者の大半に役立つ改善を1つ出す。出せなかった日は、全員の枠をリセットする」と宣言しました。

OpenAIの公式コミュニティの記録によると、26日目(10月30日)までに全員の枠のリセットが11回あり、有料の全アカウントには、好きなときに使えるリセットも1回分配られています。25日目(10月29日)には、改善として、月100ドルと月500ドルのProなどで使える量が2倍になり、月200ドルのProを半分にする話も取りやめになりました。最後の2日間(27日目と28日目)には、予告どおり好きなときに使えるリセットが1回分ずつ配られ、この28日間の宣言は11月1日に終わりました。これらのリセットは、使わないままだと期限が来ますので、使用状況の画面で確かめてください。

使用量の目安が公式サイトに数字で公開されている点も親切です。5時間あたりに送れるGPT-6 Astraのメッセージ数は、Plusで5〜45が目安と案内されています(実際の消費は作業内容によって変わります)。なお今の公式の案内では、Proプランには5時間ごとの上限がありません。

つまり月100ドルのProプランでも、最上位モデルをかなりの量使えるということです。GPT-6.1 Solなら、回数の目安はAstraの約3倍です。「待つしかない」場面が少ないことが、Claude Codeから乗り換える理由としてよく挙げられています。

ただし9月29日には、月200ドルのProで使える量が半分になると発表され、海外の開発者コミュニティでは不満の声が相次ぎました。この声を受けて、10月29日に半分にする話は取りやめになり、月100ドルと月500ドルのProでは、逆に使える量が2倍になっています。9月29日の発表のときには、以前から契約している方に、年末まで使える2,500ドル分の利用クレジットを1回だけ配ると案内されていました(使える量を半分にする話が取りやめになったあとも配られるのかどうかは、2026年11月5日時点では公式の説明がありません)。

海外の開発者コミュニティの書き込みを500件以上分析した調査では、興味深い結果が出ました。どちらを使うかという意思表示ではCodexが多数派を占めた一方、名前を伏せて出力の品質だけを比べるとClaude Codeが7割近く勝ったのです。「Claude Codeのほうが質は高いが、すぐ使えなくなる。Codexは少し質が落ちるが、実際に使える」という言葉が、今の温度感をよく表しています。

なお、あなたがすでにChatGPTに課金しているなら、追加費用ゼロでアプリ開発を始められます。

一方で「Codexの方が安い」という噂については、実際に使い込むとClaude Codeと総コストは大差なかったという検証報告も複数あり、料金の差よりも使い心地で選ぶことが勧められています。

日本のQiitaでは、よく使う指示をスラッシュコマンドとして登録する運用術や、コードレビュー専門に使う運用例の記事が人気を集めています。GPT-6 Sol・Lunaについては「同じ仕事がずっと安くなった」という歓迎が中心ですが、「軽量のLunaは賢さより値下げが主な変化」という冷静な見方もあります。

ChatGPTユーザーなら、まず触ってみて損はないツールです。

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