動画編集AI(ヒルトルのオススメ度順に並べています)

  • 本編 最新AIツール大全・Chapter 13
  • 2026年11月5日版
  • 15件
★の意味(ヒルトルのオススメ度)
★5
誰にでもオススメできます!
★4
オススメできるけど注意事項あり(人を選ぶかも)
★3
イマイチな部分もあるので積極的にはオススメしません
★2
あまりオススメはしませんが試してみてもいいかも?
★1
正直、使うことを推奨しません

この★は、筆者ヒルトルの個人的な評価です。 ★の付け方をくわしく

動画編集はAIでどこまで効率化できる?

「プロンプトを入力して動画を生成したり、静止画を動かして動画を作る」という動画生成モデルが一般的には話題にはなりがちですが、より仕事の現場で求められているのは、「撮影した動画をAIに自動的に編集してもらいたい」というニーズではないでしょうか?私のお客様からも「動画素材を生成してくれるAIよりも、自分が撮影したYouTube動画をいい感じに編集してくれるAIがほしい」という意見もよくいただいています。

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もちろん、人間が編集したような完璧な動画を、AIが一発で作ってくれるわけではありません。それでも、AIに動画編集ソフトを操作させて、編集作業の多くを任せることは、すでにできるようになっています。

私自身、これまではRecut(リカット)というツールで「空白部分を自動的に削除してもらう」作業を自動化し、そのデータを定番の動画編集ソフトであるDaVinci Resolveに引き継いで、AI機能で文字起こしや字幕作成を行っていました。そして2026年9月の後半からは、メインで使っているDaVinci ResolveをClaudeやChatGPTとつないで、チャットで指示を出すだけで、素材の同期や色づけ、カット編集、字幕、テロップ、BGMまでAIに編集してもらっています。どこを使うかは自分でチェックしていますが、自分で編集ソフトを触る必要はほとんどなくなりました。

また、世間では「切り抜き動画」も流行っていますが、海外だと「あなたのYouTubeやPodcastの動画をアップロードすれば、自動的に切り抜き動画を量産できますよ」というツールも数多くあります。ただ、実際にそれらのツールを試してみたところ、日本語の動画だと切り抜きの精度がイマイチだったり、字幕のフォントが日本語に最適化していなかったりと、あまり良いツールがないのも現状だと感じます。

そのようにAI動画編集ツールの良い点もイマイチな点も含めて、正直にご紹介していきます。なお、このチャプターでご紹介するツールのうち、私がまだ実際に使っていないものについては、その旨をレビューの中に明記したうえで、公式情報と海外のレビューをもとに評価しています。ぜひあなたの動画編集の参考にしていただければ幸いです。

迷ったらこれ

本の章末の「結論:どの動画編集ツールがオススメ?」で、筆者が名前をあげているツールです。

  • DaVinci Resolve
    ヒルトルのオススメ度 ★4(5段階)
    筆者がメインで使っている編集ソフトです。有料のStudio版なら、ClaudeやChatGPTとつないで編集を任せられます。買い切りで使えます。
  • Recut
    ヒルトルのオススメ度 ★4(5段階)
    無音カットや言い直しのカットを自動化したい方に、最初に名前をあげているツールです(ほかにFireCut・AutoCut・Gling.aiも)。

くわしい理由と使い分けは、このページの下の「結論:どの動画編集ツールがオススメ?」に書いています。

動画編集AIの一覧(ヒルトルのオススメ度順)

★4 オススメできるけど注意事項あり(人を選ぶかも) (7件)

同じ★の中は、本の順に並べています。

DaVinci Resolve (ダヴィンチリゾルブ)

ヒルトルのオススメ度 ★4(5段階)

DaVinci Resolveは、Blackmagic Design社の動画編集ソフトで、カット編集から色の調整、音の編集、書き出しまでを1本で行えます。

料金:無料プラン:無料版でも、カット編集・色の調整・音の編集など基本の機能はひととおり使えます。

FireCut (ファイアーカット)

ヒルトルのオススメ度 ★4(5段階)

FireCutは、DaVinci ResolveやAdobe Premiereの中にそのまま組み込んで使う、AI編集の追加機能(プラグイン)です。

料金:無料プラン:0円。無音部分の削除、音声トラックの分割、マーカー機能が回数無制限で使えます。

Final Cut Pro (ファイナルカットプロ)

ヒルトルのオススメ度 ★4(5段階)

Final Cut Proは、2026年に入ってから更新のペースが上がっており、1月のバージョン12.0では、文字起こしの内容から場面を探せる「トランスクリプト検索」、映像の中身を言葉で探せる「ビジュアル検索」、音楽の拍に合わせて自動で編集点を打つ「ビート検出」が追加されました。

料金:無料プラン: サブスクの「Apple Creator Studio」なら1か月(30日)の無料お試しあり

★3 イマイチな部分もあるので積極的にはオススメしません (5件)

同じ★の中は、本の順に並べています。

Figma Motion (フィグマ・モーション)

ヒルトルのオススメ度 ★3(5段階)

Figma Motionは、世界中のデザイナーが使っているデザインツール「Figma(フィグマ)」に、2026年6月25日の「Config 2026」という発表会でお披露目された新しいモードです。

料金:デザインツール「Figma」の既存プランの中で使えます。2026年11月5日時点でもまだベータ版(試験公開)で、無料のStarterプランを…

Gling.ai (グリング.ai)

ヒルトルのオススメ度 ★3(5段階)

Glingは、AIが自動で不要なテイクや沈黙をカットし、字幕やノイズ除去などでプロ仕様のYouTube動画を簡単に作成できるツールです。

料金:無料プラン: 1ヶ月につき1時間分の素材を編集可能(出力はウォーターマーク付き)

★2 あまりオススメはしませんが試してみてもいいかも? (2件)

同じ★の中は、本の順に並べています。

★1 正直、使うことを推奨しません (1件)

結論:どの動画編集ツールがオススメ?

このチャプターでは様々な種類の動画編集ツールをご紹介してきましたが、どれをお勧めするかは目的や好みによるところも大きいので、私が実際に動画編集をしている際に使っているツールとワークフローをここでご紹介します。

1、動画撮影:自宅で動画を撮影し、カメラの素材と画面収録のデータをパソコンに取り込んで、DaVinci Resolveに読み込みます。ここまでは自分でやります。

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2、AIに編集を指示:DaVinci Resolve StudioとClaude(Claude Code)やChatGPTをつないで、「今開いているプロジェクトでYouTube動画を編集して」と頼みます。2つの素材の同期、色づけ、音の調整、カット編集、顔のワイプの位置やズーム、字幕・テロップ・効果音・BGMまでAIが進めてくれます。編集のやり方は「スキル化して」と頼んで保存しておくと、次からは短い指示で済みます。(あえてDaVinci Resolveを使う理由は、公式の機能としてAIとつなげられること、自動文字起こし機能があること、Blackmagic Cloud機能を使えばリモートで他人に編集してもらえること、さらに、買い切りで使えること、などです。)

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3、人間がチェック:どこを使うか、どこを思い切って切るかの判断はAIにはまだ難しいので、自分でチェックして「もう少し短く」「『あー』『えー』を消して」などと追加で指示したり、自分で軽く手直ししたりします。

↓

4、書き出し:完成したら、YouTubeに合った形式での書き出しもAIに頼みます。

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5、切り抜きショート動画とブログ記事:長い動画から1分ほどの切り抜きショート動画もAIに作ってもらっています。今回ご紹介したAI自動切り抜きツールの中ではOpus Clipが一番マシだと思いましたが、DaVinci ResolveとつないだChatGPTに頼んだときは、そのまま使える切り抜きを作ってくれました。さらに、動画をもとにしたブログ記事も、静止画の切り出しからWordPressへのアップロードまでAIに任せられるようになり、私はチェックして公開ボタンを押すだけになりました。

最後に、このチャプターでご紹介したその他のツールについても、目的別に整理しておきます。

まず、無音カットや言い直しのカットを自動化したい方は、Recutのほかに、FireCut・AutoCut・Gling.aiという選択肢があります。ただし、FireCutとAutoCutは私自身がまだ使っていませんので、評価は公式情報と海外のレビューをもとにしたものです(Gling.aiは実際に試したうえでの評価です)。いずれも無料体験がありますので、あなたの動画で試して、手直しが一番少ないものを選んでください。複数に課金する必要はありません。

編集ソフトそのものを選ぶなら、私がメインで使っていて、有料のStudio版ならClaudeやChatGPTに編集を任せられるDaVinci Resolve(買い切り)、Adobe製品をすでに使っているならAdobe Premiere(旧Premiere Pro)、Macをお使いで買い切りが良いならFinal Cut Pro、スマホ中心で手軽に済ませたいならCapCutが候補になります。

文章で編集の方針を伝えて、結果をいつもの編集ソフトに戻したいならEddie AI、Googleフォトの中で手軽に見た目を変えたいならVideo Remix、Figmaで広告バナーに動きを付けたいならFigma Motionというように、「編集」とひとくちに言っても用途はさまざまです。あなたがいま一番時間を取られている工程はどこかを考えて、そこから1つだけ試してみてください。

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字幕・カット編集・テロップ

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『最新AIツール大全』2026年11月5日版の Chapter 13 と同じ内容です。