ChatGPTのスライド作成機能
2026年の初め頃までは、ChatGPTでのスライド作成機能はClaudeに遅れをとっており、仕事で使えるレベルの性能ではありませんでした。
料金:無料アカウントでも使えます(より多く使うならPlusプラン(月額20ドル)以上がお勧めです)。
この★は、筆者ヒルトルの個人的な評価です。 ★の付け方をくわしく
仕事の現場でスライドやPDFでの資料などを作るのって大変でしたよね。私もオンライン講座やウェブセミナーなどを定期的に開催しているので、「伝えたいメッセージは決まっているのにそれを高品質なスライドに落とし込む作業に時間が取られてしまう…」という悩みを長年抱えていました。
しかし、今ならAIに資料の内容をテキストで伝えて、「こんな感じの内容でいい感じのスライドを作成して」と伝えれば、高品質なスライドやPDF資料が数分で完成するのでいい時代になったものです。
こちらも当初は、ChatGPTやClaudeやGeminiだとスライドを作成することができなかったので、スライド作成に強い専用のAIツールを使うことを推奨していました。
しかし、2026年現在においては、ChatGPT、Claude、Geminiなどの大手のAIツールでも高品質なスライドやPDF資料を作ることができるようになりましたので、あえてスライド作成用のAIをわざわざ使う理由は減ってしまったのが正直なところです。
そのため、まずはあなたがお使いのメインのAIツール(ChatGPT、Claude、Gemini)にスライドや資料の作成をお願いしてみることをお勧めします。
私は主にはClaudeを使ってスライドや講義の補足となるPDF資料を作成してもらっています。または、画像をふんだんに取り入れた見栄えの良いスライドを作成してもらいたければ、最新の画像生成AIモデルを使うことができるChatGPTやGemini(Gemini Notebookでのスライド作成もありです)を使うことも推奨いたします。
ぜひAIにスライドを作成してもらい、スライドの中のメッセージを磨き上げることに時間を有効に活用していきましょう!
本の章末の「結論:どのAIツールがオススメ?」で、筆者が名前をあげているツールです。
くわしい理由と使い分けは、このページの下の「結論:どのAIツールがオススメ?」に書いています。
同じ★の中は、本の順に並べています。
2026年の初め頃までは、ChatGPTでのスライド作成機能はClaudeに遅れをとっており、仕事で使えるレベルの性能ではありませんでした。
料金:無料アカウントでも使えます(より多く使うならPlusプラン(月額20ドル)以上がお勧めです)。
Claudeでスライドを作る方法は、大きく2つあります。
料金:無料プランでも一定回数は使えます。
同じ★の中は、本の順に並べています。
Gensparkに新しく追加された「AIスライド」機能の性能は非常に高いので、AIにスライドを作成してもらいたい人は一度試してみると良いでしょう。
料金:無料プランと有料プラン(Genspark Plus)があり、Plusは月額24.99ドルで10,000クレジットが付与されます。
提供:Genspark
GenOffice(ジェンオフィス)は、Gensparkが2026年8月3日に公開した、Word・Excel・PowerPoint・PDFに相当する4つのソフト(Docs・Sheets・Slides・PDF)をまとめた、オープンソースのAIオフィスソフトです。
料金:ソフト自体は無料(オープンソース)で、広告も透かしもありません。文章や表を編集するだけなら無料で使えます。
ManusのAIスライド生成機能は、2025年5月30日のアップデートで劇的に進化しました。
料金:無料でも使用可能です(毎日300クレジットが補充されます)。有料プランは月額20ドル(月4,000クレジット)、40ドル(8,000クレジッ…
イルシルは、日本の会社が開発している日本製のAIスライド作成ツールです。
料金:フリープラン:0円。スライドを3個まで作れます。ただしPDFやPowerPointへの書き出しはできません。
Gammaは、アメリカのスタートアップ企業で開発されている便利なAIスライド作成ツールです。
料金:Freeプラン: 基本機能を無料で利用可能。サインアップ時に400 AIクレジットが付与され、基本的なAI画像生成や1回の指示で最大10枚の…
Napkin.aiは、テキストを入力すると、それをもとに図解画像を瞬時に生成できる便利なツールです。
料金:無料プラン(週に500クレジット)、月額9ドルのPlusプラン(年払いなら月あたり6.75ドル)、月額22ドルのProプラン(年払いなら月あ…
Beautiful.aiは、AIを活用して美しいプレゼンテーションを迅速に作成できるツールです。
料金:Proプラン: 個人ユーザー向けで、月額14.50ドル(年間契約時。月払いだと45ドル)。
AIスライド作成ツールは、しばらくGamma(ガンマ)をお勧めしていましたが、最近はGensparkやManusの「AIスライド」作成機能が話題になっており、実際に試してみましたが、かなりのクオリティのスライドを作成できることを確認しました。
Gammaも非常に素晴らしいツールなのですが、指定した設定やテンプレートに従って素早くスライドを生成する、というツールなので、毎回同じようなスライドになってしまいがち、というデメリットもあります。
それに対して、GensparkやManusのAIスライド機能は、「AIがしっかり考えながら、ユーザーの意図を可能な限り汲み取って、最適な出力をしようと努力してくれている」という様子が見て取れるので、GensparkもManusもどちらもオススメできます。(AI業界は競争が激しいので開発する側は大変ですが、私たちユーザーとしては各社が競争しあってより良いツールの選択肢が増えていくことは嬉しいことですよね。)
ただ、2026年現在は、ClaudeやChatGPTのスライド生成機能もレベルアップしていますので、あえてスライド作成のためにManusやGensparkを契約するほどではない、という状況に変わってきました。以前はChatGPTやClaudeやGeminiでできないことをManusやGensparkで行うために契約してきましたが、大手のツールの性能が上がってきたことで、正直、それらのツールの存在意義が揺らいでいるとも感じます。
いくらスタートアップが大手のAIツールにできないことを売りにして人気を集めても、やがて大手が同じ機能を実装してしまうと、あえてそれ以外のツールを別途契約する必要性も下がってしまうので、AI時代のツール開発の難しさを感じますね。(その意味で、Gensparkが2026年8月に出した無料のオープンソースOffice「GenOffice」のように、「大手と同じ土俵ではなく、別の切り口で勝負する」という動きは、今後も注目していきたいところです。)
最後に、このチャプターでご紹介したツールを、目的別にまとめておきます。
まず、すでにChatGPTかClaudeを契約している方は、そのままスライド作成を頼んでみてください。これが一番お金がかかりません。まだどれも契約していない方も、ClaudeのSlides機能は2026年10月8日から無料プランでも使えるようになりましたので、まずは無料で試してみるとよいでしょう。日本語の見た目にこだわった資料を作りたい方や、日本の会社らしい体裁の稟議書・提案書が必要な方は、イルシルが向いています。テンプレートに沿って素早く大量に作りたい方はGamma、文章を図やイラストに変えたいだけならNapkin.aiが便利です。なお、Beautiful.aiは海外でよく勧められていますが、日本語を入れると見た目が崩れやすいので、日本語で使う前提なら私はお勧めしません。
『最新AIツール大全』2026年11月5日版の Chapter 5 と同じ内容です。