Wispr Flow(ウィスパーフロー)

評価のまとめ

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本編 最新AIツール大全 その他の便利なAIツール(文字起こしAIなど) ヒルトルのオススメ度 ★4(5段階)

★は、筆者ヒルトルの個人的なオススメ度です。 ★の付け方

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本編 最新AIツール大全/その他の便利なAIツール(文字起こしAIなど)(Chapter 14)

Wispr Flow (その他の便利なAIツール(文字起こしAIなど))

ヒルトルのオススメ度 ★4(5段階)

料金

  • 無料プラン:0円。パソコン(Mac・Windows)は週2,000語まではふつうに使え、それを超えると動きが遅くなり、週5,000語に達するとその週は使えなくなります(有料プランにすれば続けて使えます)。スマホ(iPhone・Android)は、2026年11月5日時点の公式の料金ページでは「週ごとに使える量に限りがある」とだけ案内されています。公式のヘルプページでは、iPhoneは週550語(最大750語)、Androidは週2,500語(最大3,000語)が目安とされていますが、人によって違うことがあり、アプリの更新なしに変わることもあるそうです。
  • Proプラン:1人あたり月15ドル(年払いにすると月12ドル)。文字数の制限がなくなり、より高性能なAIモデルが使えます。
  • 法人向けには、Growthプラン(1人あたり月23〜33ドル、年払いなら月18〜26ドル)と、個別見積もりのEnterpriseプランもあります。

2026年11月5日版の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。

特徴

Wispr Flowは、話した言葉をその場で文字にしてくれる音声入力ツールです。この章でご紹介してきたNottaやOtterが「録音した会議をあとから文字にする」ツールなのに対して、Wispr Flowはもともと「これから書く文章を、キーボードの代わりに声で入れる」ためのツールです。ただし2026年8月5日には、会議の文字起こしと要約をしてくれる「Wispr Notetaker」も加わりました。Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Slackのハドルなどに対応し、会議にボット(自動で参加する記録係)を入れずに、パソコンの中で記録する仕組みです。2026年11月5日時点では、無料プランでも週ごとの回数の範囲で使えます(Mac・Windowsのみ。日本語の会議への対応は、公式には明記されていません)。最大の特徴は、話した内容をそのまま文字にするのではなく、「えーと」「あの」といった口ぐせや、言い直した部分をAIが自動で取り除き、句読点まで整えた読める文章にしてくれる点です。しかも、専用のアプリの中だけでなく、メールの作成画面、Slack、Word、ブラウザの入力欄など、文字が打てる場所ならどこでも同じように使えます。100以上の言語に対応しており、日本語でも実用的な精度で使えます。

ヒルトルのレビュー

このツールが効くのは、「頭の中には言いたいことがあるのに、キーボードを打つのが追いつかない」というタイプの方です。経営者の方には、けっこう当てはまるのではないでしょうか。メールの返信、社員への指示、ブログの下書きなど、文章を書く場面はいくらでもありますが、話すスピードは打つスピードのだいたい3倍と言われています。ふつうの音声入力と違うのは、言い直しやつっかえた部分を消してくれるところです。ふつうの音声入力だと「えーと、あの、これは、いや違うな、これについては」がそのまま文字になってしまい、結局あとから直す手間がかかります。Wispr Flowはその整理までAIがやってくれるので、出てきた文章がほぼそのまま使える状態になります。無料プランでも週2,000語まで使えますので、まずはメールの返信を声で書いてみるところから試すと、効果が分かりやすいと思います。

なお、Macをお使いの方は、無料の選択肢も出てきました。Metaが2026年9月1日に公開した音声認識モデル「Muse Voice Transcribe」がMac用のMeta AIアプリに載っており、Fnキーを押しながら話すだけで、どのアプリの入力欄にも音声で文字を入れられます。ただ、Wispr Flowのように「言い直しや口ぐせを消して文章を整える」ところまでやってくれるかどうかは別の話ですので、まずは両方試してみて、出てきた文章の読みやすさで選ぶのが確実だと思います。注意点としては、当然ながら声を出せる環境が必要なことです。共有オフィスやカフェでは使いづらいですし、家族がいる部屋でも気を使うかもしれません。ご自身の仕事場が「声を出せる場所」かどうかで、向き不向きがはっきり分かれるツールだと感じます。

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