Veo API(ヴェオ エーピーアイ)
評価のまとめ
| 本 | カテゴリ・項目 | ★ |
|---|---|---|
| 開発編 アプリ開発者向けAIツール大全 | 動画生成API |
★は、世間の評判をもとに筆者がまとめた評価です。 ★の付け方
開発編 アプリ開発者向けAIツール大全/動画生成API(Chapter 7)
Veo API (動画生成API)
提供:Google
料金
従量課金制。2026年11月5日時点の企業向けGoogle Cloudの料金は、720p・音声なしの場合、1秒あたり軽量版のLiteが0.03ドル、Fastが0.08ドル、高品質版が0.2ドルです(音声付きはLiteが0.05ドル、Fastが0.1ドル、高品質版が0.4ドル。1080pや4Kでは高くなるものがあります)。Gemini APIで使えたVeo 3.1(試験版)は、2026年10月22日で提供が終わりました。
2026年11月5日版の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。
特徴
Veo APIは、前作の動画生成AIの章で1位としてご紹介したGoogleの「Veo」をアプリに組み込むための窓口です。
2026年11月5日時点で、Veoを使えるGoogleの公式の窓口は、企業向けのGoogle Cloud(Gemini Enterprise Agent Platform)です。Chapter 4で取得したGemini APIのキーではもう使えず、Google Cloud側で利用の設定(プロジェクトや支払いの設定)をする必要があります。
映像品質と指示への忠実さで世界最高クラスの評価を受けており、さらに音声付きの動画生成にも対応しています。
つまり、映像だけでなくナレーションや効果音まで含めた「完成品に近い動画」を、テキストの指示だけで作れるということです。
ラインナップは用途別に3つあり、下書き用の軽量版Lite(1秒あたり約0.03ドル。Google Cloudではまだ試験版です)、バランス型のFast(約0.08ドル)、最高品質のVeo 3.1(約0.20ドル)から選べます(どれも720p・音声なしの料金です)。
音声付きの場合は割増になりますが、それでも10秒の動画が数十円から数百円で作れる計算です。
後述するSoraのAPI終了により、「大手が長く提供し続ける商用動画APIの本命」と見られてきました。
ところが、ここに大きな注意点があります。 Gemini API(Google AI StudioのAPIキー)で使えたVeo 3.1は、試験版の扱いのまま2026年10月22日で提供が終わりました。Googleが示している乗り換え先は、この章の後半で紹介する「Gemini Omni Flash」です。Veoそのものは、企業向けのGoogle Cloud(Gemini Enterprise Agent Platform。2026年4月にVertex AIから名前が変わりました)では正式版が引き続き使えますが、設定の手間が一段増えます。これから動画機能を組み込むなら、まずGemini Omni Flashから試してください。
世間の評判
「品質で選ぶならVeo」という評判は動画生成AIブームの初期から一貫しており、API版でも「仕上がりの安定感が段違い」という評価が定番です。
他社モデルでは10回生成して使えるのが1〜2本ということも珍しくない中、Veoは打率が高いという声が多く聞かれます。
実はこれ、コストの観点でも重要です。単価が高くても、少ない生成回数で目的の映像が得られるなら、結果的に安く済むからです。
もう一つ、Soraの一件以降はっきりと評価材料になったのが「Googleという企業の継続性」です。
動画生成APIは投資額が大きく、撤退するサービスも出ている中で、長く提供され続ける安心感は無視できません。ただ皮肉なことに、そのGoogleでも、Gemini APIでのVeoの提供は2026年10月22日で終わりました。続くかどうかは「どの会社か」だけでなく、「どの窓口の、どの版か」まで見る必要がある、という教訓です。
弱点はやはり価格で、高品質版を気軽に回すと費用がかさむため、「下書きは安いモデル、完成品はVeo」という使い分けが世間の知恵です。
日本語のナレーション付き動画にも対応しており、日本のビジネス用途で使いやすい点も見逃せません。品質の評判は今も一級です。ただし、2026年10月22日でGemini APIからは使えなくなりましたので、これから組み込むならGemini Omni Flashか、企業向けのGoogle CloudのVeoを選んでください。
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- Google Veo Google Veoを、アプリから使うためのAPIです
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2026年11月5日版