Flux(フラックス)

  • 提供:Black Forest Labs

評価のまとめ

本カテゴリ・項目★
本編 最新AIツール大全 画像生成AI ヒルトルのオススメ度 ★4(5段階)
開発編 アプリ開発者向けAIツール大全 画像生成API 世間の評判 ★4(5段階)

本編の★は筆者の個人的なオススメ度、開発編の★は世間の評判をもとにした評価です。2つを平均した点数は作っていません。 ★の付け方

Fluxの公式サイト(新しいタブで開きます)

本編 最新AIツール大全/画像生成AI(Chapter 8)

Flux (画像生成AI)

ヒルトルのオススメ度 ★4(5段階)

料金

開発元のBlack Forest Labsの公式サイト(およびAPI)は使った分だけ支払う従量課金です。2026年10月15日に公開された小型版の「FLUX 3 Image Klein」は、無料でダウンロードして自分のパソコンで動かせます(年間の売上が500万ドル未満の個人や会社なら、商用利用も無料です)。Fluxモデルは本書でご紹介しているPoeやKrea、Magnificなどの他社ツールの中でも使うことができ、そちらでは無料枠で試せる場合が多いです。

2026年11月5日版の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。

特徴

Black Forest Labsが開発したFluxは、テキストから画像を作るAIモデルです。2025年11月にリリースされた「Flux 2」(Pro / Flex / Dev / Klein / Max の5モデル展開)では、最大4メガピクセル(4MP)解像度、最大10枚の参照画像の取り込みが可能になり、テキストレンダリングも大幅に強化されました。そして2026年7月23日には、次の世代となる「FLUX 3」が発表されました。FLUX 3は画像だけのモデルではなく、画像・動画・音声・さらにはロボットの行動予測までを1つの仕組み(単一アーキテクチャ)で扱う「マルチモーダル・フロンティアモデル」です。その第1弾として、8月4日に動画生成の「FLUX 3 Video」が開発者向けに一般公開されました。

音声つきで最大20秒の動画を一度の生成で出力でき、文章から動画、画像から動画、生成した動画の音声つき続きの生成にも対応しています(料金は1秒あたり0.06~0.29ドル)。8月20日には作った動画を4Kまで高画質化する機能も加わりました。そして2026年10月はじめには、画像を作る「FLUX 3 Image」も、開発元の公式サイトのPlayground(お試し画面)とAPIで使えるようになりました(開発者向けの料金は1枚あたり0.041ドルから)。最大10枚の参考画像を組み合わせたり、画面の中に枠を描いて「ここにこれを置く」と配置を指定したり、できあがった画像の一部だけを直したりできます。さらに2026年10月15日には、誰でもダウンロードして自分のパソコンで動かせる小型版「FLUX 3 Image Klein(クライン)」も公開されました。画像の作成と手直しができ、軽くした版なら映像用のメモリが8GBほどのグラフィックボードでも動きます。年間の売上が500万ドル未満の個人や会社なら、無料で商用利用もできます。

ヒルトルのレビュー

Fluxモデルは、数ある画像生成モデルの中でも、非常にクオリティが高く、なおかつ素早く画像を生成できるので、ブログ用の画像としてほぼ毎日のように仕事で活用してきました。ChatGPTの画像生成機能がレベルアップしてからは、それまでよりも使う頻度は減りましたが、ChatGPTよりも圧倒的に素早い画像生成が可能ですので、スピードを重視する時はFluxモデルを使うようにしています。(Poeというツールの中でFluxモデルを使うことが多いです。)ChatGPTはジブリなどのアニメ風の画像を作るのは得意ですが、より写実的な静止画の場合は、Fluxモデルの方が優れていると感じます。どんな静止画を生成したいか?によって使うAIツールを使い分けることがお勧めです。そして2026年7月に発表されたFLUX 3は、画像生成の会社だと思っていたBlack Forest Labsが動画・音声・ロボットまで一気に手を広げてきた形で、正直かなり驚きました。

8月4日には動画の「FLUX 3 Video」が先に一般公開され、HiggsfieldやRunwayなどの動画生成ツールの中でも使えるようになっています。そして10月に入って、私たちが一番使いたい画像のほうのFLUX 3も、ようやく使えるようになりました。まずは開発元の公式サイトとAPI、それに2026年10月15日に出た小型版のKleinを自分のパソコンで動かす形で使える段階ですので、私がふだん使っているPoeなどのツールに入ってきたら、Flux 2から画像のクオリティがどれだけ上がったのか、ぜひ試してみたいと思います。

開発編 アプリ開発者向けAIツール大全/画像生成API(Chapter 6)

FLUX(フラックス) (画像生成API)

世間の評判 ★4(5段階)

提供:Black Forest Labs

料金

従量課金制。1枚あたり約0.01〜0.1ドル(モデルのグレードと解像度による。新しいFLUX 3 Imageの4Kは約0.6ドル)が目安です。公式API以外に、fal.aiやReplicate経由でも使えます。

2026年11月5日版の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。

特徴

FLUX(フラックス)は、画像生成AIの草分けであるStable Diffusionの開発メンバーが立ち上げた、ドイツのBlack Forest Labs社によるモデルです。

写真のようにリアルな画像(フォトリアリズム)の評価が特に高く、人物や風景、商品写真といった実写系の生成では業界のリーダー格と評されています。

これまでの主力のFLUX.2ファミリーは、軽量なklein、標準のpro、高品質なmaxなど性能別に複数のグレードが用意されており、1枚あたり0.014ドルから使えます。

一部のモデルは中身が公開されているため、自分のサーバーで動かすこともできる「自由なモデル」として開発者に人気です。

さらに2026年8月には、画像・動画・音声を1つのモデルで扱う次世代の「FLUX 3」による動画生成APIの提供も始まりました(HD画質で1秒あたり0.17ドル)。

そして2026年10月1日には、画像用の「FLUX 3 Image」が登場しました。画像の中のどこに何を置くかを枠で指定したり、変えたい部分だけをピンポイントで直したり、参考にする画像を10枚まで渡したりできます。1枚あたりの料金は1K(約100万画素)で0.048ドル、2Kで0.1ドルですが、4Kだと0.607ドルと一気に高くなります。解像度の選び方には注意してください。

公式APIのほか、fal.aiやReplicate経由でも使えるため、特定のサービスに縛られない点も評価されています。

世間の評判

海外のレビューでは「実写系のクオリティは2026年のリーダー格」と評されており、人物や風景のリアルな画像を大量に作る用途で定番の選択肢です。

特に、肌の質感や光の当たり方といった細部の自然さについて、他社モデルより優れているという評価が繰り返し語られています。

提供窓口の多さも「特定サービスに縛られない」という点で好評で、公式APIが不調でもfal.ai経由に切り替えられる安心感があります。

弱点としては、日本語の文字入れはGPT Imageに譲るという声が一般的です。

また、モデルのグレードが多く、どれを選ぶべきか初心者には分かりにくいという指摘もあります(迷ったら標準のproから試すのが定石です)。

生成コストと品質のバランスが良いため、画像をたくさん生成するアプリのメインエンジンとして検討する価値は十分にあります。

実写系の画像を扱うサービスを作るなら、まず候補に入れてください。

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