Vercel Blob(ヴァーセル ブロブ)
評価のまとめ
| 本 | カテゴリ・項目 | ★ |
|---|---|---|
| 開発編 アプリ開発者向けAIツール大全 | ストレージ・動画配信 |
★は、世間の評判をもとに筆者がまとめた評価です。 ★の付け方
開発編 アプリ開発者向けAIツール大全/ストレージ・動画配信(Chapter 11)
Vercel Blob (ストレージ・動画配信)
料金
保存1GBあたり月0.023ドル+転送1GBあたり0.05ドル。無料のHobbyプランにも無料枠が含まれます(保存1GB・転送10GBまで。Vercelの他のサービスと合算の枠です)。なおProプランでは、2026年9月8日に正式提供が始まった定額の配信料金「Flat Rate CDN」(Proには、追加料金なしで月1TBまでの枠が含まれます)をオンにすると、Blobの転送料もこの枠の中で数えられます。新しく作ったProのチームは最初からオン、前からあるチームは請求(Billing)の設定画面で自分でオンにします(ファイル配信や動画などの大量配信が中心の使い方は対象外です)。
2026年11月5日版の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。
特徴
Vercel Blobは、Chapter 9で紹介したVercelに組み込まれたファイル保存サービスです。
最大の魅力は手軽さで、Vercelでアプリを公開しているなら、追加のアカウント登録や契約なしに、管理画面のボタン1つで使い始められます。
アプリからのアップロード・配信の実装もシンプルで、AIコーディングツールに「画像をアップロードできるようにして」と伝えれば、すぐに組み込んでくれます。
料金は保存が1GBあたり月0.023ドル、転送が1GBあたり0.05ドル。無料のHobbyプランにも1GBの無料枠が含まれています。
R2と比べると転送料がかかるぶん割高になりますが、「まず動くものを作る」段階では、契約を1つ増やさずに済む手軽さの方が価値が高い場面も多いでしょう。
プロフィール画像のアップロードや、少量の資料ファイルの配布といった用途なら、費用差はほとんど気になりません。
世間の評判
「Vercel利用者なら導入が一番ラク」という手軽さは評価されていますが、「転送料がかかるためR2より高くつく」という比較が世間の定番です。
画像の枚数が増え、アクセスが伸びてくると、この差ははっきりと料金に表れます。海外の比較記事でも「小規模ならBlob、規模が出たらR2」という整理が繰り返し語られています。
世間の評判をまとめると、「画像が少ない小規模アプリや開発初期はVercel Blobの手軽さで十分。画像や動画が増えてきたらR2への引っ越しを検討」という段階論に落ち着きます。
ここで大切なのは、最初から完璧を目指さないことです。
まず動くものを作り、実際にアクセスが増えてからコストを最適化する——という順番の方が、途中で挫折しにくいからです。
あなたが最初のアプリを作る段階なら、Vercel Blobの手軽さを選ぶのは合理的な判断と言えるでしょう。
引っ越しが必要になったときも、AIに頼めば作業自体は難しくありません。
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電子書籍でも読めます
このページの内容は、電子書籍(PDF)と同じです。スマホで読みやすい版と、音声解説もあります。
開発編 アプリ開発者向けAIツール大全
2026年11月5日版