Notion AI(ノーションAI)
評価のまとめ
| 本 | カテゴリ・項目 | ★ |
|---|---|---|
| 本編 最新AIツール大全 | AIエージェント |
★は、筆者ヒルトルの個人的なオススメ度です。 ★の付け方
本編 最新AIツール大全/AIエージェント(Chapter 3)
Notion AI (AIエージェント)
料金
- フリー:0円。Notion AIは、限られた回数だけ試せる「体験版」です。
- プラス:1人あたり月1,650円。Notion AIは、フリーと同じく体験版です。
- ビジネス:1人あたり月3,150円。Notionエージェント、AIミーティングノート、エンタープライズサーチ(ベータ版)が使えます。
- エンタープライズ:料金は問い合わせ。ビジネスの機能に加えて、AIモデルを提供する会社にデータを残さない仕組み(ゼロデータ保持)があります。
- 上の金額は、2026年11月5日時点の日本語の料金ページの表示です。料金ページには「年間プランで最大20%お得に」とも書かれています。
- クレジット:ビジネスとエンタープライズでは、1人あたり毎月「スタンダードクレジット」が1,500(Notionが使うAIモデルを選ぶ作業用)と、「セレクトクレジット」が500(あなたがAIモデルを選ぶ作業や、カスタムエージェント用)付きます。どちらも翌月には繰り越せません。
- クレジットを使い切ったあとも、管理者が許可すれば、ワークスペースで買う「Notionクレジット」で使い続けられます。料金ページでは、カスタムエージェントの料金として、1,000クレジットあたり月10ドルと表示されています。
- ご注意:すでに使っているワークスペースも、公式の案内では2026年11月2日にこのクレジットの仕組みへ切り替わっています。
2026年11月5日版の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。
特徴
Notion AIは、メモや資料、顧客リスト、作業の管理表などを1か所にまとめられる情報整理ツール「Notion(ノーション)」に組み込まれたAIです。中心になるのは「Notionエージェント」で、チャットで頼むと、Notionの中の情報や、つないだ外部のアプリの情報を使って、ページやデータベース(表の形で情報をためておく場所)を作ったり直したりする仕事を、あなたの代わりに進めてくれます。2026年11月5日時点のNotionエージェントは、自分専用のパソコンとブラウザ(ホームページを見るためのソフト)を持っていて、最長24時間かけて1つの仕事を続けられます。MCP(AIが外部のツールとつながるための共通のしくみ)を使って、150以上のサービスとつなぐこともできます。作業ごとに合うAIモデルを自動で選ぶ「Auto」という仕組みもあります。
Notionの説明では、20以上のよくある作業で、ClaudeのOpus 5.5やChatGPTのGPT-6 Astraに近い結果を、平均で約90%安い費用で出せたそうです。仕事のやり方を「スキル」(AIに覚えさせて使い回せる手順書)として保存し、チームで共有することもできます。決まった仕事を自動でこなす「カスタムエージェント」は、会議の要約ができあがるとすぐに動き出し、進み具合の報告を書いたり、やることを記録したりできます(ビジネスとエンタープライズ)。ほかにも、会議にボットを参加させずに議事録とフォローアップを自動で作る「AIミーティングノート」や、Slack、Googleドライブ、GitHubなどつないだアプリもまとめて探せる「エンタープライズサーチ(ベータ版)」があります。外出先からエージェントに仕事を頼める、iOS用の「Notion Agents」アプリもあります。ChatGPTのPlus・Pro・Goプランを契約している方は、その契約をNotionにつないで、自分用のNotionエージェントで使うこともできます。公式サイト、料金ページ、ヘルプは日本語で用意されていて、料金も円で表示されます。
ヒルトルのレビュー
私はまだ使っていませんので、公式情報と報道をもとにお伝えします。Notion AIの一番の良さは、あなたの情報がもう入っている場所でAIが働くことです。顧客リストやマニュアル、議事録をNotionで管理している方なら、別のツールに資料を移さなくても、「先週の打ち合わせのメモから、やることの一覧を作って」と頼めます。ただし、注意点が3つあります。1つ目は、本格的に使うには1人あたり月3,150円のビジネスプランが必要なことです。フリーとプラスは体験版なので、使える回数に限りがあります。2つ目は、クレジットの減り方が、選ぶAIモデルで大きく変わることです。ITmedia AI+が2026年10月28日に伝えたNotionの検証(推定の数字)では、メールの推敲(文章を整えること)で、Autoなら5クレジット、Opus 5.5を自分で選ぶと50クレジットでした。
クレジット制が発表されたときには「改悪だ」という声も上がったと、同じ記事は伝えています。Notionは、大多数のユーザーはクレジットを使い切らないと試算していますが、これはNotion自身の見込みです。迷ったらAutoのままにしておくのが無難です。3つ目は、新しい機能が出たばかりなことです。専用のパソコンで最長24時間動くエージェントは2026年10月19日に公開されたばかりで、使い心地を判断できる報告はまだ多くありません。また、エージェントにつなぐアプリが増えるほど、社内やお客様の情報をAIに預ける範囲も広がります。まずは、エージェントに直接書き換えさせず、変更の案を出してもらってから、あなたが1つずつ確認して反映する使い方から始めると安心です。すでにNotionを仕事の中心にしている方には、試す価値のあるエージェントです。一方で、まだNotionを使っていない方が、エージェントのためだけに乗り換える必要はないと思います。その場合は、この章の結論のとおり、ClaudeかChatGPTで十分です。
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2026年11月5日版