Gemini Notebook
評価のまとめ
| 本 | カテゴリ・項目 | ★ |
|---|---|---|
| 本編 最新AIツール大全 | 要約AI |
★は、筆者ヒルトルの個人的なオススメ度です。 ★の付け方
本編 最新AIツール大全/要約AI(Chapter 6)
Gemini Notebook (要約AI)
旧NotebookLM
料金
Gemini Notebookは無料で使うことができますが、月額2,900円(税込)のGoogle AI Proに課金すると、音声解説などを作れる量が無料プランの4倍になり、作れるノートブックの数(100個→500個)や、1つのノートブックに読み込ませられる資料の数(50個→300個)も増えます。ただ、一般的な用途であれば無料プランでも十分です。
2026年11月5日版の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。
特徴
Gemini Notebook(旧NotebookLM)は、Googleが提供するAIノートテイキングおよびリサーチアシスタントツールで、ドキュメントやYouTube動画、音声ファイルなどを要約し、チャットボット形式での対話も可能です。特に、YouTubeのリンクを貼り付けるだけで、全文の文字起こしや要約を自動的に生成する機能が注目されています。さらにはマインドマップや音声、動画、スライドまで生成する機能も追加されました。2026年7月16日の名称変更と同じタイミングで、安全に守られたクラウド上のコンピュータでプログラムを実際に動かす「ネイティブコード実行」にも対応し、これまで難しかった複雑なデータ分析までこのツールの中でできるようになりました。(この機能はGoogle AI Ultraの利用者とWorkspaceの利用者から先に提供され、Proプランの利用者にも順次広げられています。)また、Geminiアプリとの間で内容を同期できるようになり、Google検索のAIモードからも同じノートブックを開いて使えるようになりました(2026年11月5日時点では、AIモードの中で使えるのは英語だけです)。
8月には、ノートブックを丸ごと複製する機能(8月17日)や、Google Playブックスで購入した電子書籍をそのまま資料として読み込ませられる機能(8月27日)も追加されました。そして2026年9月2日からは、使用量の数え方が変わりました。これまでの「1日に何回まで」という単純な回数制限がなくなり、指示の複雑さや資料の数に応じて消費量が変わる仕組みになっています。残りの量は画面のバーで確認でき、5時間ごとに回復します。使える量の目安は、無料プランを1倍として、Google AI Plusが2倍、Google AI Proが4倍です。2026年9月15日には、ノートの中身について声で会話できる機能が加わりました。約100の言語に対応し、こちらから途中で割り込んで質問することもできます。あわせて、スマートフォンで講義や会議をその場で録音してノートに取り込む機能と、内容を約60秒の動画にまとめる機能(80以上の言語に対応)も追加されました。
声での会話は、まずGoogle AI Ultraの契約者から使えるようになっています。スマートフォンのアプリでの録音機能は、2026年10月27日からAndroidとiPhoneで広く提供が始まり、1回に1時間まで録音できます。さらに2026年9月23日には、音声解説の読み上げに、Googleの新しい音声モデル「Gemini 3.8 Flash TTS」が使われるようになりました。2026年10月23日には、Geminiアプリのチャットの中から「ノートブックを作って」「この資料を足して」と頼むだけで、Gemini Notebookのノートを作ったり、資料を追加したり、中身について質問したりできるようにもなりました(個人のGoogleアカウントとGoogle Workspaceの両方で使えます。ただし、ヨーロッパの国々では初めは設定がオフになっています)。
ヒルトルのレビュー
NotebookLM(現在の名称はGemini Notebook)はGoogleが開発しているサービスということもあり、これだけの機能があるツールを無料で使えるのはすごいことだと感じます。個人的にも数時間の英語のYouTube動画などを読み込ませて、その要約文章を読んだり、解説音声を生成してもらって聞くことで、英語の情報を素早く理解するために活用しています。具体的な活用例を挙げると、特定の新しいツールや機材の使い方を学びたい時に、開発元が公開している数百ページもの取り扱い説明書のPDFをGemini Notebookにアップロードし、わからない点が出てきたら、チャットで質問をして解説してもらうという使い方ができます。「適切な資料を読み込ませておけば、その特定の分野やツールに特化した解説をしてくれる自分専用のAIチャットツールとして使える」というような便利な使い方も注目されています。
現在は読み込ませた資料を元に動画/音声/クイズ/レポート/スライド/インフォグラフィックなど様々な出力が可能です。そして2026年7月16日に、名前が「NotebookLM」から「Gemini Notebook」に変わりました。名前は変わりましたが、これまでの使い勝手や無料で使える点はそのままですので、慌てて何かをする必要はありません。私が個人的に注目しているのは、同時に追加された「ネイティブコード実行」です。読み込ませた資料を要約してもらうだけでなく、その中の数字を実際に計算・分析させられるようになったので、売上データや調査結果のような数字を含む資料を扱う場面では、さらに使い道が広がりそうだと感じます。8月27日に加わった「Google Playブックスで買った電子書籍を読み込ませる」機能も、「買ったけど読めていない本」が溜まっている私のような人間にとっては、正直かなりありがたい機能ですね。
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