Amazon SES(アマゾン エスイーエス)

評価のまとめ

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開発編 アプリ開発者向けAIツール大全 メール配信・LINE連携 世間の評判 ★4(5段階)

★は、世間の評判をもとに筆者がまとめた評価です。 ★の付け方

Amazon SESの公式サイト(新しいタブで開きます)

開発編 アプリ開発者向けAIツール大全/メール配信・LINE連携(Chapter 14)

Amazon SES (メール配信・LINE連携)

世間の評判 ★4(5段階)

料金

従量課金制で1,000通あたり0.1ドル〜と業界最安クラスです。2026年7月には、到達率の分析などの機能が付いた月額制プラン(Pro=月105ドル、Enterprise=月500ドル)も追加されましたが、1通あたりの単価はむしろ高くなります。注意したいのは、2026年7月21日からは、新しく作ったアカウントが最初から「Essentials」プラン(月額料金なし、1,000通あたり0.16ドル)で始まることです。安さ目当てなら、0.1ドルの従量課金(アラカルト料金)にいつでも切り替えられますので、最初に切り替えておいてください。

2026年11月5日版の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。

特徴

Amazon SES(Simple Email Service)は、Amazonのクラウド部門AWSが提供するメール送信の土台サービスです。

何と言っても魅力はその安さで、1,000通あたり0.1ドル。1万通送っても1ドル程度という水準です。

メルマガのように配信量が多いビジネスでは、専用のメール配信サービスと比べて月額費用が数分の一になることもあります。

たとえば月5万通を配信する場合、他社なら月数千円かかるところが、SESなら数百円で済む計算です。東京にサーバー拠点があり、日本語の管理画面も用意されています。

2026年7月21日からは、新しく作ったアカウントが単価の高い「Essentials」プラン(1,000通あたり0.16ドル)で始まるため、上の安さで使うには従量課金への切り替えが必要です。

ただし、送信量の制限を解除するための申請手続きや、ドメイン設定(あなたのメールアドレスの信頼性を証明する設定)など、初期設定にいくつかの関門があります。

ここを越えられれば、圧倒的なコストメリットが待っています。

世間の評判

世間の評価は「最安。ただし最初の設定が初心者には難関」という一言に集約されます。

特に、送信量の制限解除(サンドボックス解除)の申請では、「どんなメールを誰に送るのか」を具体的に説明する必要があり、ここで挫折する人が一定数いると語られています。解除前は1日200通まで、しかも自分で登録した宛先にしか送れないため、実質的に使い物になりません。

ただし「審査が厳しくて誰も通らない」というのは言いすぎです。AWSは24時間以内に一次回答すると案内していますし、日本でも申請から2日ほどで承認された報告があります。落ちるのは、たいてい説明が具体的でない場合です。申請の前に、メールアドレスの集め方、実際に送るメールの現物、プライバシーポリシーと配信解除リンクのURL、リストの規模、迷惑メール報告が来たときの処理方法を用意しておいてください。もし却下されたら、新しい問い合わせを立てるのではなく、却下メールにそのまま返信して追加の情報を出すのが定石です。

また、SPF・DKIM・DMARCといったドメイン設定の専門用語が並ぶ点も、初心者には高い壁です。とはいえ、この設定作業も今はAIコーディングツールに相談しながら進められる時代です。

「SESの設定手順を、私のドメインに合わせて順番に教えて」と頼めば、かなりの部分を伴走してくれます。

世間の整理では「開発のしやすさはResend、配信量が増えてきたらSESで原価を下げる」という段階論が定番です。

メール配信がビジネスの中心になる方(メルマガを主力にしている方など)ほど、SESの安さは効いてきます。

最初は他社で始めて、配信量が月数万通を超えたら移行を検討する、という順番が現実的でしょう。

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